岩手県紫波郡のジオン注射(ALTA療法)なら痔の専門医ふるだて加藤肛門外科クリニックへ。

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かば院長コラム

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いぼ痔のお話

いぼ痔のお話

当院のいぼ痔の手術
 いぼ痔は良性で命にかかわる病気ではないので、どんなにひどい症状があっても手術は原則としてご本人が希望した時に行います。必ずしもしなければならないものではなく、日常生活に支障がなければ行う必要はありません。
 当院が開業した2000年からは標準術式と言われている結紮切除術を主に行っていました。この方法は、いぼ痔を切除してしまうため再発は少ないのですが、術後出血・肛門狭窄・肛門クッションがなくなる事によって起こるゆるい肛門などの合併症があり、手術後の痛みも強く、約2週間の入院も必要になっていました。つまり根治性を重視した手術方法でした。
2005年からは、いぼ痔を切除せずに局所注射を行い硬化・縮小させるALTA(ジオン注)をとり入れました。この時からいぼ痔の手術は切除する手術から硬化・縮小させる手術へと大きく変わって行くことになります。このALTAは手術後の痛みが少なく、即効性があり、短期入院かあるいは外来手術が可能で、大きくなったいぼ痔をもとの肛門クッションの状態に戻すので決してゆるい肛門になる事もありません。しかし、元に戻った肛門クッションはまた徐々に大きくなっていきますので、再度症状が出ることがあり、切除をする結紮切除術に比べ再発が多い事が欠点です。この欠点を補うために、2009年から強い凝固と切開が同時に行う事ができ、術後の痛みも少ない超音波駆動メスを使用し、いぼ痔の一部を切除し残ったいぼ痔にALTAを行う併用療法を行ってきました。その結果、再発率は年々減少してきております。このALTA併用療法が現在の当院での第一選択の手術法になっています。つまり根治性より合併症のない安全性と手術後の痛みの軽減を重視した手術方法に変わってきたわけです。
当院の痔核手術患者様の年次変化をまとめますと、開業から2004年までは結紮切除のみでありましたが、ALTAを導入した2005年から2008年までは徐々に結紮切除術が減り、代わりにALTA療法が増加し、2009年からは結紮切除術に代わりほぼ100%にALTA療法併用が行われております。